ajims diary

！！Gulliver！！

先日の、

宮田アキナ ＋ Ｚ-ｍｇ（宮川真由美(p),Zingoro(b),Gulliver(ds)）

＠和歌山・鈴丸「OLDTIME」。

実は密かに、Ｚ-ｍｇのユニフォームが、初披露された日でもあった。

そう。

Ｚ-ｍｇのユニフォームとは、

俗称”ニッカポッカ”である。

俺は、もうずいぶんと長い間”ニッカズボン”を愛用している。

ステージでも、普段でも、ほとんどそうだ。

以前から、Ｚ−ｍｇのユニフォームにしようという話になっていて、

ジンゴロさんも、数年前から愛用するようになっていた。

そこへ、宮川さんもとうとう加わったわけ。

これで俺たち、「ニッカーズ」ですね。

いや、「ポッカーズ」か？

なんて言ってたんだが、

そもそもこのズボン、正式にはなんて言うんだ？

というわけで、調べてみた。

日本では、ニッカポッカ、ニッカズボン、ニッカ（ーズ）など、

いろんな呼ばれ方をするこのズボン、

そもそもは、「ニッカーボッカーズ（Knickerbockers）」なんだそうだ。

「ニッカーボッカーズ」は、

膝下までの、すそが括られた短ズボンで、

オランダからアメリカに来た移民が着ていた、

「ブリーチズ」と呼ばれる短ズボンが起源だと言われている。

こいつは、

すそが邪魔にならなくて、激しい動きにも対応するので、

野球・ゴルフ・乗馬・登山などのスポーツウェアとして広まった。

特に、１８７０年頃に普及した自転車に乗るには、

最適のスタイルだった為、一気にブームになったんだとか。

現在日本では、土木・建設工事の作業服としておなじみだ。

んじゃ、なぜ「ニッカーボッカーズ」なのか？

それは、さかのぼる事２００年程前の事。

ワシントン・アーヴィングって人が、

『ニューヨークの歴史(1809年)』という

ニューヨークに住むオランダ人移民者についての本を出版した。

この時、アーヴィングさんは、

ディートリヒ・ニッカーボッカー (Diedrich Knickerbocker)

というペンネームを使っていた。

そして、この本がけっこう売れたらしい。

すると、だんだんとニューヨークのオランダ人移民とその子孫の事が、

ニッカーボッカーと呼ばれるようになり、

さらに本の挿絵で彼らがはいていた短ズボンが、

”ニッカーボッカーズ”という名前で呼ばれるようになったそうな。

へぇぇ〜〜ぇぇーー！

アメリカのニューヨークあたりでは、

今でも、ニッカーボッカー（Knickerbocker）と言うのは、

”オランダ人移民”のことなんだそうだ。

へぇぇーーっ！

おもろっ！

なんでも、

調べてみるもんやなぁ！

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